大谷翔平(ドジャース)と八村塁(レイカーズ)を“同じ旅”で観る最短ルートを、プロのツアコン目線で凝縮。ベスト時期は4月上旬〜中旬、日数は週末を絡めた5〜7日。チケットは公式×二次流通の賢い買い方、会場への最短動線と宿泊エリア選び、ESTAや保険などの渡航準備、当日の入場・持ち物・英語フレーズ、練習見学や配布デー、写真スポットまで網羅し、成功率と満足度を最大化する実践ガイドです。
- 大谷翔平(MLB)と八村塁(NBA)を同じ旅程で観戦する最適な時期・日数は?
- チケットは公式と二次流通のどこでどう買う?良席の狙い目と相場は?
- まず押さえるべき「公式」と「二次流通」の基本
- 大谷翔平(MLB)チケットの買い方ガイド
- 八村塁(NBA)チケットの買い方ガイド
- 実践ステップ:安全・確実に入場するために
- 予算最適化の裏ワザ(座席と旅程の合わせ技)
- ケース別の買い方テンプレート
- 費用を読み間違えないためのチェックリスト
- よくある質問にプロの視点で回答
- まとめ:公式×二次流通を使い分けて“良席・適正価格”をつかむ
- ドジャースタジアムとCrypto.comアリーナへのアクセスは?拠点にするべき滞在エリアはどこ?
- ロサンゼルスで大谷&八村を観る人のための移動戦略と滞在拠点
- 渡航準備は何が必要?ESTA・保険・持ち込み規定・服装・チップや治安の基礎は?
- 試合当日の流れは?入場ルール、セキュリティ、持ち物、英語フレーズと混雑回避のコツは?
- 試合当日の過ごし方(ドジャース&レイカーズ共通のタイムライン)
- さらに満喫するには?練習見学、イベント参加、グッズ購入、写真スポットのおすすめは?
- 試合だけで終わらせない。“さらに満喫”の設計図
- 最後に
大谷翔平(MLB)と八村塁(NBA)を同じ旅程で観戦する最適な時期・日数は?
大谷翔平×八村塁を同じ旅で観る最適な時期・日数は?
ロサンゼルス観戦プラン決定版
大谷翔平(MLB・ロサンゼルス・ドジャース)と八村塁(NBA・ロサンゼルス・レイカーズ)を一度の旅程で観戦するなら、拠点はもちろんロサンゼルス。
2つの本拠地が車で約30〜45分圏内という地の利を最大限にいかして、確度の高い観戦プランを組むのがポイントです。
ここではツアーコンダクター目線で「最適な時期」と「必要日数」を軸に、成功率の高い旅づくりを徹底解説します。
結論:ベストは4月上旬〜中旬の5〜7日間+週末
- 最適時期(第一候補):4月上旬〜中旬(MLBは開幕直後、NBAはレギュラーシーズン終盤)
- 必要日数(推奨):5〜7日間(うち週末1回を含める)
- 最短:3泊4日(運に左右されやすいが実現は可能)
- 代替候補:10月上旬(MLBレギュラー最終週〜ポストシーズン初期+NBAプレシーズン)、10月下旬(NBA開幕+MLBポストシーズン深部)
4月はドジャースがフル稼働、レイカーズもレギュラーシーズンの佳境という配列で、ホームゲームの重なりが比較的見つけやすいのが最大の理由です。
5〜7日間確保すると、片方がアウェーでもホームに戻るタイミングを拾いやすく、ダブル観戦の成功率がぐっと上がります。
なぜ同一旅程で叶いやすい? ロサンゼルスという地の利
大谷翔平の本拠「ドジャー・スタジアム」と、八村塁が所属するレイカーズの本拠「Crypto.com Arena(ダウンタウンLA)」は、車移動で約10〜20km。
時間帯次第で30〜45分程度の移動で行き来でき、同日の昼夜でダブルヘッダー観戦が可能なケースもあります(例:土曜昼のドジャース→夜のレイカーズ)。
時期比較:4月 vs 10月(それぞれの長所と注意点)
4月(第一候補)
- メリット
- MLBは開幕直後でホーム開催が豊富。大谷の出場可否が読みやすい。
- NBAは終盤で1週間に3〜4試合ペース。ホームを拾える可能性が高い。
- 気候が穏やかで野球の夜観戦も快適。雨天中止リスクもLAでは低め。
- デメリット
- NBAは順位争い・休養(ロードマネジメント)が発生しやすい時期。
- プレーイン・プレーオフ入りが近づくと日程確定が読みにくくなる。
10月(代替候補)
- メリット
- NBAは開幕(下旬)。会場が華やかで注目カードが増える。
- MLBはポストシーズン。ドジャースが勝ち上がれば超高熱量の試合を体験可能。
- デメリット
- MLBはレギュラーシーズンが9月末〜10月頭で終了。ポストシーズン進出の可否と日程が直前まで読めない。
- NBAのプレシーズンは本拠地以外(海外や地方開催)もあり、レイカーズをLAで観にくい週がある。
- ポストシーズンや開幕カードはチケット高騰・入手難が発生しやすい。
総合評価として、確度とコストのバランスが良いのは4月。
10月は「運よく噛み合えば最高」ですが、可変要素(勝敗や編成)の影響を受けます。
必要日数の目安:最短3泊、安心は5〜7日
最短プラン:3泊4日
条件が揃えば、金曜夜ドジャース→土曜か日曜レイカーズの2本を収めることが可能。
週末ホームゲームを軸に、NBAのホームが前後に1本あれば成立。
デメリットは、少しでも日程がズレると成立しない点です。
推奨プラン:5〜7日(週末を1回含める)
この日数なら、ドジャースの3〜4連戦(同一カード)に1〜2試合参加+レイカーズのホーム1〜2試合を拾える確率が高まります。
バックアップとして「片方がアウェーでもう片方のホーム2試合」など、柔軟に組み替え可能。
休養日や移動日を1日挟み、観光と体力温存も両立できます。
4月実行モデル(例)
- 1日目(木):午後着→ダウンタウンLA泊(時差調整・軽めの観光)
- 2日目(金):夜 ドジャース観戦(ナイトゲーム)
- 3日目(土):昼〜午後 観光→夜 レイカーズ観戦
- 4日目(日):ドジャースデーゲーム or 観光→フリー
- 5日目(月):帰国または延泊(必要に応じて予備日を充当)
この配列は「金曜ナイター+土曜NBA」を核に、日曜デーゲームを上乗せできるため、最短でもダブル達成、うまくいけばトリプル(MLB2+NBA1)まで狙えます。
10月実行モデル(例)
- 1日目(金):到着→リカバリー
- 2日目(土):ドジャース(ポストシーズンの可能性)または観光
- 3日目(日):レイカーズ(プレシーズン or 開幕直後)
- 4〜5日目:予備日(NBA/MLBの日程確定待ちに対応)
10月は直前まで日程変動が起きやすいため、予備日の確保とキャンセル可の宿・航空券が鍵。
チケットは公式と二次流通の両睨みで柔軟に動きましょう。
日程の拾い方:プロのチェックポイント
- 発表タイミング
- MLB:翌季スケジュールは前シーズン中(夏頃)に発表されることが多い
- NBA:例年8月前後に発表される傾向
- 週末ホーム優先:金〜日でMLBは3連戦が多く、NBAも土日夜に設定されがち
- 都市固定の強み:ロサンゼルス内移動のみでダブルが組める週を探す
- バッファ日:最低1日、できれば2日。突然の休養・時間変更・交通事情に備える
- ナショナルTVやフレックスの影響:試合開始時間の前倒し・後ろ倒しに注意
チケット手配の勘所
- 購入先
- 公式(球団・チームアプリ/サイト):手数料総額が明瞭でトラブル少
- 二次流通(StubHub等):座席選択肢が広い。直前値下がりも
- 価格感(目安)
- ドジャース:平日で$30〜、人気カード週末は$80〜、良席$150〜
- レイカーズ:上層スタンド$80〜150、中段$150〜300、下段は高額(対戦相手次第)
- 座席選び
- MLB:1塁側内野は左打者の打席側視界が良好。外野ライト寄りは雰囲気重視でコスパ良
- NBA:200番台センター付近はコート全体の見やすさと価格のバランスが良い
- 購入タイミング
- 週末は早め確保、平日は直前値下がり待ちも一手(ただし席種妥協が必要)
アクセスと当日の動線
- ドジャー・スタジアム
- 車・ライドシェアが主流。試合前後は渋滞するため早め到着(開場約2時間前目安)
- 冷える夜に備え薄手ダウンやフリースがあると安心(丘陵地で風が通る)
- Crypto.com Arena(レイカーズ)
- ダウンタウンのため地下鉄(Metro E Line/Pico駅)も有効
- 開場は試合開始90分前目安。アップ見学をしたい方は早入場がおすすめ
- 共通ルール
- セキュリティ厳格・キャッシュレス化が進行。クレジット/デビット、モバイル決済を準備
- バッグは小型・透明推奨(各会場の最新ポリシー要確認)
気候・服装・持ち物(4月/10月)
- 4月:朝晩は肌寒く、日中は陽射し強め。重ね着+日焼け対策
- 10月:日中は乾燥して暑い日も。夜は一枚羽織れる上着があると便利
- 持ち物:モバイルバッテリー、サングラス、帽子、リップクリーム、薄手のレインウェア(万一の小雨用)
宿泊エリアの選び方
- ダウンタウンLA(DTLA):レイカーズに至近。夜の食事・徒歩圏の選択肢が多い
- コリアタウン:地下鉄アクセス良好、食事も困らない。価格と立地のバランス◎
- エコーパーク〜シルバーレイク:ドジャース寄り。静かに過ごしたい方向け
5〜7日の長め滞在なら、前半はDTLA、後半はドジャース寄りなどの“分泊”で移動負担を最小化するのも有効です。
予算感と節約テク
- チケット:合計$150〜600(席種とカード次第で大幅変動)
- 交通:ライドシェア片道$15〜40、駐車$25〜40
- 飲食:会場内で$20〜40/人(軽食+ドリンク)
- 節約術:平日開催を狙う/上層センター席で視界優先/会場外で食事を済ませる
リスク管理とバックアップ案
- 雨天・時間変更・休養に備えて予備日を1〜2日確保
- レイカーズがアウェーの場合は滞在延長または日程シフト(5〜7日なら対応しやすい)
- 万が一どちらかが不成立でも、片方を2試合観戦に切り替えて満足度を担保
- 旅行手配は「キャンセル可」を基本にし、日程変動に柔軟対応
観戦+観光のおすすめ(移動ロスを減らす)
- ドジャース前後:エコーパーク散策、ユニオンステーション、チャイナタウン
- レイカーズ前後:LA LIVE、ウォルト・ディズニー・コンサートホール、ブロード美術館
- フリー日:ハリウッドサイン展望、サンタモニカ・ベニス、ビバリーヒルズ
予約の進め方(時系列)
- 約6〜9カ月前:翌季の発表動向をチェック(MLB/NBAの発表時期)
- 約4〜6カ月前:フライト・宿を「キャンセル可」で仮押さえ
- 約2〜3カ月前:暫定スケジュールで観戦日を絞り、チケットの相場を追う
- 約1〜2カ月前:本命日を確定、主要チケットを購入
- 直前〜当日:アプリで座席表示・入場コードを確認、時間変更通知は必ずオン
超効率・弾丸アレンジのヒント
- 土曜夜レイカーズ→日曜ドジャース・デーゲームの逆パターンで渋滞を避ける
- 開始3時間前に周辺入り→グッズ購入・写真撮影→軽食→アップ見学の流れで満喫
- 帰路のライドシェアはピーク料金回避のため、終了10〜15分前にピックアップ地点まで歩いて離脱
まとめ:4月の5〜7日で“成功率と満足度”を最大化
大谷翔平と八村塁のダブル観戦を狙うなら、最も現実的で成功率が高いのは4月上旬〜中旬の5〜7日間。
週末を絡めれば、ホームの重なりを拾える可能性が高まり、最短3泊でも成立するチャンスが生まれます。
10月は「ハマれば爆発力」がありますが、可変要素が多いぶん準備と予備日の確保が肝心です。
ロサンゼルスは“スポーツの街”。
移動がコンパクトに収まるからこそ、日程の組み方次第でダブルどころかトリプル観戦も夢ではありません。
スケジュールの発表を上手に待ち、柔軟な予約と余裕ある日程で、世界最高峰の舞台を一気に体感しましょう。
チケットは公式と二次流通のどこでどう買う?良席の狙い目と相場は?
まず押さえるべき「公式」と「二次流通」の基本
大谷翔平(MLB)と八村塁(NBA)を現地で観るうえで、チケット入手の王道は大きく2つ。
「公式販売(プライマリ)」と「二次流通(リセール、セカンダリ)」です。
どちらが正解かは、日程・席種・予算・同行人数によって変わります。
ここでは使い分けの考え方からご案内します。
公式販売で買うメリット・デメリット
- メリット
- 正規ルートで安心・入場トラブルが極めて少ない
- 手数料が比較的控えめなことが多い(動的価格制によるが総額は読みやすい)
- 連番や特定ブロックの確保がしやすい
- デメリット
- 人気カード・週末は初期価格から高い(ダイナミックプライシング)
- 発売直後に良席が瞬時に売り切れることがある
- 発売時期が限定される(スケジュール発表〜一般販売までの待ち時間)
二次流通の使いどころと注意点
- 使いどころ
- 発売後しばらく経ち市場に在庫が出揃ってから「価格比較」したいとき
- 直前に予定が決まった、または値下がり狙いでコスパ重視のとき
- 公式で売り切れた席種・列をピンポイントで押さえたいとき
- 主要プラットフォームの例
- StubHub、SeatGeek、Vivid Seats、TickPick など(各社とも購入保証制度が一般的)
- 注意点
- 手数料・税で表示価格より15〜35%ほど上振れすることがある
- モバイル転送の締切時刻や「出品者の発券準備」に要注意(受け取りが試合直前になる場合も)
- スクリーンショットでは入場不可。アプリ上のバーコード/動的チケットを提示する
大谷翔平(MLB)チケットの買い方ガイド
主な購入ルート(例:球団サイト/アプリ、主要マーケットプレイス)
基本は球団公式サイトからの購入です。
英語サイトですが、アカウント作成は日本の住所・クレジットカードでも概ね問題ありません。
購入後はMLB Ballparkアプリで受け取り・表示・譲渡まで完結します。
二次流通を併用する場合は、上記の大手プラットフォームで座席位置と総額を横断比較してください。
プロのコツは「公式と二次流通を同時に開き、手数料込みの“最終金額”で判断」すること。
公式がダイナミックに上がっている日に、同等席が二次で相対的に割安になるケースは珍しくありません。
買い時のコツ(価格が動くタイミング)
- 発売直後:良席の定価買いはここが勝負。週末・強豪戦は即決も視野に
- 試合2〜7日前:在庫が出揃い価格がこなれるゾーン。比較の効果が大きい
- 当日朝〜試合2時間前:二次流通で売れ残りが下がることがあるが、人気カードはむしろ上がることも。直前は「上段や外野は下がりやすく、プレミア席は粘っても下がりにくい」と心得る
- 平日/非人気カード:火〜木、地方球団相手、プロモーション無しの日は全体的に買い得
相場感(レギュラーシーズンの目安)
以下は概算の目安(税・手数料別、対戦相手や曜日で大きく変動)。
- 上段・外野(ホームランテラス含む):$20〜70(繁忙は$80〜120)
- 内野下段のコーナー・ベース付近:$120〜300(人気日は$300〜500)
- バックネット裏やクラブ系:$400〜1,200(注目カードは$1,500超)
- 駐車場(事前購入):$25〜50 目安
週末の強豪戦や特別イベント(開幕、独立記念日前後等)は相場が一段上がります。
逆にデーゲームの平日は取りやすく、同じ席でも総額がぐっと下がることがあります。
良席の選び方(内野・外野/写真映え/動線)
- 臨場感最優先:バックネット裏とその左右の下段。投球コース、打球音、スイングのキレまで堪能できます
- コスパ派:一・三塁線の中段(いわゆるロウアーボウルのやや後方)。視界が開け、価格が現実的
- 写真映え:バックネット裏〜一・三塁付近の前方。フェンスやネット越しの抜け感、選手の表情が狙いやすい
- ホームラン体感:外野前方。大谷の打球を「落ちてくる角度」で体感できますが、試合全体の見やすさは内野に劣る
- ウォークアップ/売店動線:中段〜通路近くは利便性が高い反面、人の出入りで視界が切れる瞬間も。列番号(Row)があまり前すぎない席がバランス良
試合前の打撃練習(BP)を近くで見たい場合は、開場直後に内野の前方へ移動して写真・動画を。
多くの球場で一定時間は前方列へ近づけます(ただし各球場のルールに従ってください)。
八村塁(NBA)チケットの買い方ガイド
主な購入ルート(チーム公式と二次流通)
NBAはチーム公式サイト経由での販売が主軸。
アカウント作成〜購入〜受け取りまでモバイル完結が基本です。
二次流通はStubHub、SeatGeek、Vivid Seats、TickPick などの大手で在庫・価格が豊富。
いずれも購入保証が一般的なので、知名度のあるプラットフォームを選ぶと安心です。
買い時のコツ(平日/相手/直前値下がり)
- レギュラーシーズン平日:価格が落ち着きやすい。遠征の前後や連戦の谷間は特に狙い目
- 強豪・スター来訪:一気に跳ね上がるため、公式の先行/一般販売直後に動くのがセオリー
- 当日相場:上層席は開始2〜3時間前に急落することがある一方、下層の良列は強含みで推移しがち
- バックトゥバック(連戦)の2試合目:主力の出場状況が読みにくく、直前まで価格が不安定。ラインナップ情報を見ながら判断
相場感(レギュラーシーズンの目安)
- 上層(上段サイド/エンド):$60〜180(対戦・曜日で±)
- 中層(コーナー〜サイド):$120〜300
- 下層エンド:$250〜600
- 下層サイド良列:$400〜1,200
- コートサイド:$3,000〜10,000+(超人気カードはさらに上振れ)
プレーオフは相場が別次元。
レギュラーシーズンの2〜4倍になることもあり、二次流通頼みで直前値下がりを待つのはリスクが高めです。
良席の選び方(コートサイド以外の“当たり席”)
- 視認性重視:下層サイドのやや後方(ゴールやスタッフで視界が切れにくい)
- 写真・表情狙い:ベンチ側の下層サイド。ハドルやタイムアウト時の様子が見やすい
- コスパ派:中層サイド前方。コート全体が俯瞰でき、価格とのバランスが良い
- 演出・音響も楽しむ:アリーナ中央付近は演出を受け取りやすい。ダンスチームやスクリーン演出も満喫できる
座席図で「ベンチ位置」を確認できる場合は、八村のチームベンチ側に寄せると満足度が上がります。
公式の座席図や各二次サイトのインタラクティブマップで事前に確認しましょう。
実践ステップ:安全・確実に入場するために
決済・アカウント準備
- 事前に公式サイト/アプリの会員登録を済ませ、本人名義のクレジットカードを紐づける
- 二次流通は各社で手数料体系や受け取り方法が異なるため、購入前に「最終金額」と「受け取り予定時刻」を必ず確認
- 3Dセキュア(本人認証)対応カードがあると決済エラーを避けやすい。Apple Pay/Google Pay対応も便利
受け取り・表示・譲渡の実務
- モバイルチケットはアプリ上で動的バーコード表示が一般的。PDFやスクショでは入れないケースが多い
- 同行者がいる場合は「事前に譲渡(Transfer)」し、各自のスマホに表示できる状態にする
- 球場・アリーナの入場ゲートは混雑時間帯に通信が不安定になることも。事前にチケットをウォレットへ追加・アプリのログイン状態を保持しておく
トラブル回避とサポート活用
- 受け渡しが「試合当日になる」出品には注意(到着がギリギリだと焦ります)
- プラットフォームのサポートチャット/電話窓口をブックマーク。現地での即応がカギ
- 転売規約違反の個人取引は厳禁。保証のある大手以外は避ける
予算最適化の裏ワザ(座席と旅程の合わせ技)
曜日・対戦相手・プロモーションの使い分け
- 平日ナイター(MLB)/平日夜(NBA)は価格が落ち着きやすい
- ライバル・強豪戦、週末、連休は「早買い」優位。逆に対戦格差のあるカードは「直前買い」も効く
- 配布企画(ボブルヘッドなど)はファンが殺到し、早い時間から混雑+相場上振れ。配布物狙いでなければ回避も一手
二人を一度に観るときのチケット戦略
- 先に高難度(NBAの良席やMLBの週末人気カード)を確定→残りを二次流通で柔軟に埋める
- 同日のダブルヘッダーは移動時間を差し引いた「入退場の余裕」を計算(入場列と検問で想像以上に時間を要します)
- 2試合以上観るなら「一試合は良席、もう一試合は上段で雰囲気重視」にメリハリを。総予算を抑えつつ満足度を最大化
ケース別の買い方テンプレート
- 良席一点勝負
- 公式の先行/一般販売で希望ブロックの定価を最速確保
- 取れなければ二次流通で「列番号まで指定」して横断検索→価格が上がる前に確定
- コスパ最優先
- 平日・非人気カードを選ぶ
- 二次流通の価格アラートを設定、当日午前と試合2時間前に再チェック
- 家族・グループで連番
- 公式でブロック買い→残りは近接列を二次流通で補う
- 離れても良いなら「同セクション内の前後列」で視界と会話を両立
費用を読み間違えないためのチェックリスト
- チケット本体:ダイナミックプライシングで日々変動
- サービス料・税:購入画面の最終確認で必ず合計をチェック(+15〜35%見込み)
- 駐車場/交通費:車なら事前購入がおすすめ。公共交通機関の終電時刻も確認
- 為替レート:海外サイト決済は為替の影響大。レートの良い決済手段を選ぶ
よくある質問にプロの視点で回答
- 直前まで待つと安くなりますか?
- 上段や外野は下がる可能性あり。良席や人気カードはむしろ上がることが多い。座席グレード別に戦略を変えるのが正解
- 英語が苦手でも買えますか?
- 公式・二次とも操作は直感的。住所・氏名はローマ字で。分からない用語は翻訳アプリで十分対応可能
- スマホが電池切れになったら?
- 入場前にウォレット追加や画面保存(スクショ不可の会場もあるが、ウォレットはオフラインでも表示可のことが多い)。モバイルバッテリーを必ず携帯
まとめ:公式×二次流通を使い分けて“良席・適正価格”をつかむ
定価で安全に買える公式販売、在庫と価格の選択肢が広がる二次流通。
両者を同時に比較し、席種ごとの「値動きの癖」を押さえることで、満足度の高い観戦が実現します。
大谷翔平を打席・打球音まで感じる席、八村塁の表情やベンチワークまで見渡せる席——どちらも「下層サイド〜バックネット裏」が王道ですが、価格は上振れしがち。
平日や相手、タイミングをずらすだけで同じグレードを手が届く価格にできるのがチケット攻略の妙です。
最後にもう一度。
購入前に「最終総額」「受け取り方法と締切」「座席の視界(遮蔽物・通路)」の3点を必ず確認。
これだけで失敗の多くは防げます。
計画は早く、判断は素早く。
プロの段取りで、最高の一日を掴んでください。
ドジャースタジアムとCrypto.comアリーナへのアクセスは?拠点にするべき滞在エリアはどこ?
ロサンゼルスで大谷&八村を観る人のための移動戦略と滞在拠点
ドジャースタジアム(大谷)とCrypto.comアリーナ(八村)は、同じロサンゼルスでも立地条件や動線がまったく異なります。
前者は丘の上の巨大ボールパークで公共交通のドア・トゥ・ドア性が弱く、後者はダウンタウン中心部で鉄道・バスの利便性が高いのが特徴。
両会場を1旅程で押さえるなら、「試合日の移動ストレスを最小化するアクセスの選択」と「夜の帰り道が安全・短時間で済む滞在エリア選び」が成功の鍵です。
プロの添乗目線で、会場別アクセスと拠点候補を実践的にまとめます。
ドジャースタジアムへの行き方(総論)
チャベス・ラヴィーンの丘にあるため、徒歩アクセスは限定的。
最適解は「試合日専用シャトル」「車(駐車予約)」「ライドシェア」のいずれかを起点にプランニングします。
公共交通のみでのドア・トゥ・ドアは不便ですが、「主要ハブまで鉄道→シャトル/ライドシェア」で組み合わせればストレスが大幅に軽減します。
試合日シャトル:Dodger Stadium Expressの使いこなし
Metroが運行する試合日シャトル「Dodger Stadium Express」は、渋滞と駐車を回避できる最有力。
例年、ユニオンステーション(Union Station)発着便が中心で、試合開始前数時間から高頻度運行、試合後もしっかり運ぶのが強みです。
乗車場所はユニオンステーションのバス乗り場(案内表示あり)。
ゲームチケット提示で運賃優遇があるのが通例です(最新条件はMetro公式で要確認)。
- 行き:Union Stationまで鉄道・FlyAwayバス・タクシー等で移動→シャトルに乗換
- 帰り:スタジアムの指定乗り場からUnion Stationへ直行→鉄道・ライドシェアに乗継
メリットは「値段」「わかりやすさ」「安心感」。
デメリットは「降車後に少し歩く」「人気カードは満席気味」「最終便に遅れない配慮が必要」。
早め行動と帰りの乗り場確認で快適性が上がります。
車・レンタカー:駐車を“前もって”制す
自動車で行く場合は、駐車券の事前購入と「入場ゲート選び」が肝。
スタジアム周辺は一方通行や合流が多く、入場ルートを公式サイトの交通案内で事前確認すると入場・出庫がスムーズです。
駐車ゾーンは複数あり、スタンド位置(1塁側/3塁側)や帰り道の方向に合わせて選ぶと出庫渋滞を減らせます。
- 到着は試合開始の90〜120分前が理想。平日の夕方は渋滞が激しいため早めに。
- 出庫短縮のコツは「出口に近い外周側に停める」「終了直後を避ける(花火・セレモニー時は特に余裕を)」。
- 周辺の非公式パーキングは割高・条件が不安定なことも。公式駐車の事前予約が安心です。
ライドシェア(Uber/Lyft):乗降エリアと“ずらし”戦略
ライドシェアはドア・トゥ・ドアで楽ですが、試合後は需要集中で料金高騰と待ち時間増が発生します。
配車アプリの乗降指定エリアを事前に確認し、帰りは「スタジアムから徒歩10〜15分離れた場所に移動→配車」の“ずらし”が有効。
価格が跳ねる時間帯は数分の待機で落ち着くことがあるため、相場変動を見ながら呼ぶのがおすすめです。
公共交通ルートの現実解
最寄り鉄道駅からの徒歩は距離と勾配がネック。
現実的には、主要駅(Union Stationなど)まで鉄道やバスで移動し、そこからシャトルに乗るのが王道です。
深夜帯の本数減や治安を考慮し、復路はシャトル→ハブ駅→タクシー/ライドシェア併用も視野に。
Crypto.comアリーナ(L.A. LIVE)への行き方
ダウンタウンのL.A. LIVEに位置し、鉄道・バス・徒歩の選択肢が豊富。
ナイトゲームでも「徒歩でホテルへ戻れる」滞在拠点を選べば、帰路の安心感が段違いです。
鉄道(Metro):最寄り駅と歩行動線
最寄りはPico駅(A/Eライン)で、駅からアリーナまで徒歩約5分。
7th Street/Metro Center(複数路線が交差)からも徒歩圏ですが10〜15分ほど歩きます。
試合後は歩行者が多く、警備も厚めで安心感がありますが、夜遅い時間帯は明るい大通り(Figueroa St.など)を通るのが鉄則。
帰りの終電時刻は事前チェックを。
自動車:併設ガレージの事前予約がベスト
L.A. LIVEのオフィシャル駐車場(West/East Garageなど)や周辺パーキングはイベント料金での運用が一般的。
事前予約サイト(公式のほか、パーキング予約アプリ)で確保しておくと入庫がスムーズです。
出庫の渋滞は避けにくいため「3Q終了のタイムアウトで早め退場」など運用で調整を。
ライドシェア:ピックアップ地点を把握
アリーナ周辺はイベント時に乗降の制限がかかることがあります。
アプリの指定ピックアップエリア(L.A. LIVE周辺の通り)に徒歩で向かい、混雑時間帯は料金を見ながら呼ぶのが賢明。
徒歩10分ほど離れた地点から呼ぶと待ち時間が短くなるケースも多いです。
徒歩圏の強み
South Park(L.A. LIVE周辺)に宿を取れば徒歩移動が可能。
夜でも人通りが非常に多く、飲食店も豊富で、観戦後の食事にも困りません。
アリーナ北側の通りは試合後かなり混雑するため、少し南側・東側に抜けてから帰ると歩きやすいです。
観戦の拠点に最適な滞在エリア(目的別)
両会場を効率よく回るなら「Crypto.comアリーナに徒歩圏」かつ「ドジャースタジアムへシャトル起点まで行きやすい」エリアが最適。
加えて、夜間の安全性・飲食の選択肢・空港アクセスも考えましょう。
第一候補:ダウンタウンSouth Park(L.A. LIVE周辺)
- 長所:アリーナ徒歩圏。飲食・コンビニ豊富。鉄道複数駅が使え、Union Stationにも出やすい。夜の帰路が安全・短距離。
- 短所:イベント日は宿泊費上振れ。駐車料金が高い。週末は早朝に閑散時間帯あり。
- 向いている人:八村戦を確実に押さえたい、ダブルヘッダー(昼MLB→夜NBAなど)で体力温存したい。
コリアタウン(Mid-Wilshire周辺)
- 長所:飲食の遅い時間帯も開いていて便利。コスパの良いホテルが多い。ダウンタウン・ハリウッド双方に出やすい。
- 短所:アリーナは鉄道乗継やライドシェアが前提。深夜は通りの選び方に注意。
- 向いている人:食の選択肢重視、価格と利便性のバランスを取りたい。
パサデナ(Old Pasadena)
- 長所:落ち着いた治安と歩きやすい街並み。飲食も充実。ドジャースタジアムへは車で比較的動きやすい。
- 短所:Crypto.comアリーナへは移動時間がやや長め。夜の帰路はライドシェア推奨。
- 向いている人:MLB中心、日中は街歩きも楽しみたい。
ハリウッド(Hollywood/Highland周辺)
- 長所:観光拠点として王道。地下鉄でダウンタウン方面へ出やすい。
- 短所:週末夜は騒がしく、エリア選びにコツが必要。スタジアムへは乗継や配車が前提。
- 向いている人:観戦+観光のバランス重視。
ウェストサイド(サンタモニカ/カルバーシティ)
- 長所:滞在満足度が高く、昼間の観光が楽しい。Eラインで都心へ出られる区間あり。
- 短所:両会場へは距離がある。ナイトゲーム後は帰路が長くなる。
- 向いている人:観戦は1〜2試合に絞り、滞在快適性を最重視。
エコーパーク/シルバーレイク
- 長所:ドジャースタジアムに近いローカル感あるエリア。
- 短所:ホテルが限られ、短期旅行者は選択肢が少なめ。夜の徒歩移動は避けたい区画も。
- 向いている人:Airbnb等慣れた個人手配派、MLB偏重。
空港(LAX)周辺は“前泊/後泊”限定で
フライト前後の一泊には便利ですが、観戦拠点としては両会場から遠く、渋滞の影響を強く受けます。
本番の連泊は他エリアを推奨。
空港〜市内の移動ヒント(観戦前提)
- LAX→ダウンタウン:空港連絡バス(FlyAway)でUnion Stationへ直行し、そこからホテルへ配車か鉄道がシンプル。荷物が多い場合は直でライドシェアも。
- 復路の早朝便:空港近くに前泊するか、深夜・早朝の配車手配を前日までに確認。大型イベント日は配車需要を見越して早めに呼ぶ。
所要時間の目安(平常時/渋滞時)
- South Park(L.A. LIVE周辺)→Crypto.comアリーナ:徒歩5〜10分。鉄道不要。
- South Park→Union Station:車15〜25分/鉄道で20〜30分程度(時間帯次第)。
- Union Station→ドジャースタジアム:シャトルで15〜25分(運行本数・交通流動で変動)。
- コリアタウン→Crypto.comアリーナ:車15〜25分。鉄道と徒歩で25〜35分。
- パサデナ→ドジャースタジアム:車25〜40分。試合後の出庫〜高速合流で上下。
ロサンゼルスは時間帯の影響が極端です。
平日夕方(16:00〜19:00)は30〜50%余裕を見込み、週末イベント重複日(大規模コンサート等)も混雑が跳ねます。
試合当日の動線づくり(ダブルヘッダー想定)
- 昼MLB→夜NBA:午前中にスタジアム入りし、MLBは8回終了目処で撤収→シャトルでUnion Station→鉄道 or ライドシェアでSouth Parkへ。アリーナ周辺で軽食→入場。時間的バッファは最低90分。
- 夜NBA→翌日MLB:NBA終了後は徒歩でホテル帰着。翌日はUnion Stationに早めに移動してシャトル利用。連戦日は朝の移動を軽くし、睡眠を確保。
- バックアップ:配車料金高騰時は“少し歩いてから呼ぶ”、シャトル最終便の時刻を控える、試合後のトイレ・売店は混雑前に済ませる。
安全・快適の実務ポイント
- 夜間は明るい大通りを歩く。人通りの多いルートを選択。
- チケット・決済・交通系アプリ(配車、駐車予約、経路検索)は事前ログイン&カード登録。
- Dodger Stadiumは気温差が出やすいので羽織りを携行。Crypto.comアリーナ内は空調が効くため薄手でもOK。
- 水・軽食はルールに沿って持込可否を事前確認。会場ボトル充填ポイントの活用で節約。
こんな人にはこの拠点
- 確実・快適最優先:South Park(アリーナ徒歩)+Union Station経由でMLBへ。
- コスパ重視+食充実:コリアタウン。配車前提で柔軟運用。
- のんびり街歩き派:パサデナ。MLB優先で、NBAは週末デーゲームなら負担軽。
予約・ツール活用のコツ
- 駐車場:公式の事前予約や外部予約アプリでイベント料金を確認。出入口の位置を事前把握。
- 公共交通:Metroの運行情報・終電時刻は当日に再確認。シャトル運行ページの保存。
- 配車:料金高騰に備え“呼ぶ前に目的地周辺まで歩く”オプションを検討。複数アプリで相見積もり。
まとめ:徒歩圏+シャトル起点の二段構えが、両会場観戦の最短ルート
Crypto.comアリーナは“徒歩圏に泊まる”のが効率と安心の両面で最強。
ドジャースタジアムは“Union Station経由のシャトル”を基本線に、混雑や試合展開で「車/ライドシェア」をサブに使い分けます。
滞在エリアはSouth Parkが総合点トップ、次点でコリアタウンやパサデナを目的に合わせて選択。
事前の動線設計と当日の早め行動で、移動ストレスを最小化しながら大谷と八村のプレーに集中しましょう。
渡航準備は何が必要?ESTA・保険・持ち込み規定・服装・チップや治安の基礎は?
渡航準備の基礎:大谷翔平×八村塁 観戦前に整えるESTA・保険・持ち込み規定・服装・チップ・治安のすべて
まず押さえる全体像:観戦旅行のチェックリスト
ロサンゼルスで大谷翔平(MLB)と八村塁(NBA)を観る旅は、準備の有無で当日の快適さが大きく変わります。
下記を出発2〜4週間前までに整えましょう。
- ESTA(渡航認証)申請:パスポート有効期限確認とセットで
- 旅行保険加入:医療費・キャンセル・携行品・賠償・遅延を網羅
- 持ち込み規定の確認:機内(TSA)とスタジアムの両方
- 服装と持ち物:屋外ナイター/屋内アリーナの寒暖差対策
- チップの相場を把握:現地で迷わないための目安
- 治安と移動の基本:夜の動線と荷物管理は「先に決める」
- チケットと決済:公式アプリのログイン・表示テスト、予備バッテリー
ESTAと入国手続き:つまずかない申請と空港での流れ
申請の基本とタイムライン
日本国籍で観光・90日以内の滞在なら、ビザ免除プログラム(VWP)に基づくESTA申請が必要です。
公式サイト(esta.cbp.dhs.gov)でオンライン申請し、支払いはクレジット/デビットカード等。
承認は数分〜72時間程度が目安。
出発の1〜2週間前までに済ませるのが安全です。
- 有効期間:承認日から2年間(またはパスポート失効まで)
- 渡航毎の注意:有効ESTAがあれば再申請は不要(パスポートや回答内容に変更がある場合は更新)
- 申請料:最新額は公式で確認(支払い後は原則返金不可)
- 入力情報:渡航先住所(ホテル名等)、米国内連絡先、雇用情報などを事前に用意
対象外になり得るケース
過去のオーバーステイ、逮捕歴、特定国への渡航歴等があるとVWPの対象外となる可能性があります(例:一部の制裁対象国・テロ支援国などへの渡航歴)。
該当の可能性がある場合は、余裕を持って米国大使館でビザ申請を検討しましょう。
到着時の入国の流れ
- 税関申告:機内で配布される案内または電子申告。食料品や現金1万USD超は申告対象
- 入国審査:目的は「観光」、滞在日数、帰国便、宿泊先を英語で簡潔に回答
- バゲージ受取→税関→到着ロビー:乗継ぎがある場合は指示に従い再預け
- おすすめ:Mobile Passport Control(MPC)アプリの活用により入国動線が短縮される空港あり(LAX対応)。事前にダウンロード・登録を
旅行保険:米国では“必須装備”と考えるべき理由
米国の医療費は世界最高水準。
軽い診療でも数万円、救急や入院で数百万円単位が珍しくありません。
観戦旅行では人混み・階段・夜間移動・時差疲れなどリスクが増えるため、補償範囲の広い保険を強く推奨します。
補償の目安(推奨)
- 治療・救援費用:無制限、または少なくとも3,000万円以上
- 賠償責任:1億円以上(レンタル電動キックボード等も想定)
- 携行品損害:スマホ・カメラの盗難/破損をカバー(免責金額を確認)
- 旅行取消・中断:病気・事故・災害等で行けない/続行不能を補償
- 航空機遅延・手荷物遅延:振替・必需品購入を現実的に賄える設定
レンタカーを使う場合は、対物・対人の補償を厚めに。
現地でクレジットカード付帯保険を使う場合も、利用条件(航空券決済など)や補償額を必ず確認し、不足分は追加加入で補完しましょう。
持ち込み・機内手荷物とスタジアム規定:当日「門前払い」を防ぐ
機内持ち込み(TSA)の基本
- 液体物:100ml以下容器を1リットル以下の透明袋に(1人1袋)。歯磨き粉・ジェル・スプレーも対象
- モバイルバッテリー:リチウム電池は機内持ち込みのみ。目安は100Wh以下、100〜160Whは事前承認が必要な場合あり
- バッテリー内蔵デバイス:予備バッテリーは金属端子を露出させない(ショート防止)
- 鋭利物・工具・可燃物:原則不可。ライターは制限あり(航空会社規定要確認)
食料品・医薬品の持ち込み(CBP)
- 食品:肉類・生鮮は不可のものが多い。密閉されたスナック菓子・インスタント食品は通例持ち込みやすいが「食品は必ず申告」が安全
- 医薬品:処方薬は本人使用分、原包装で英文処方箋/診断書を携行。液体薬は申告で緩和される場合あり
- サプリ:個人使用分の範囲で。ハーブ成分等は念のため成分表を携行
スタジアム持ち込みの現実策(ドジャースタジアム/Crypto.comアリーナ)
- バッグ:多くの会場でバックパック不可。小型ショルダーやクラッチ(目安:30×30×15cm以下程度)で現地最新ルールを必ず確認
- 飲食:缶・ビンは不可が一般的。外部飲食物は制限あり。各会場の公式ポリシーを事前確認
- カメラ:レンズ交換式や望遠は不可の場合が多い。自撮り棒・三脚不可
- 現地はキャッシュレス対応が主流。現金しかない場合は場内の「Cash-to-Card」機でチャージできる会場あり
- 入場はセキュリティチェック必須。金属類・キー類は事前にポケットから出すとスムーズ
モバイルチケット運用のコツ
- 公式アプリへ事前ログインし、チケットを表示できるか出発前に確認
- 入場時は明るさ最大・スクリーンショット不可の場合あり(動的バーコード)
- 電波不良に備え、連れのスマホにも転送/共有。予備バッテリーは必携
服装と持ち物:季節×会場でこう選ぶ
屋外(ドジャースタジアム):昼は日差し強、夜は冷え込む
ロサンゼルスは日中カラッと暖かくても、丘上にある球場の夜は体感で一気に下がります。
デーゲームは遮るものが少なく日差しが強烈、ナイターは海風で肌寒いのが定番です。
- 基本装備:薄手の重ね着(Tシャツ+長袖シャツ/ライトフリース+ウインドブレーカー)
- 紫外線対策:キャップ/サングラス/日焼け止め(SPF50推奨)、リップクリーム
- 防寒:首元を守る軽量ストール、膝掛け代わりのパッカブルジャケット
- 雨対応:降水は少ないが不意の小雨に備え、ポケットレインコートが安心(傘は持ち込み制限の可能性)
屋内(Crypto.comアリーナ):空調はやや強め
アリーナは空調が効いており、座席位置によって体感が異なります。
汗冷えを避けるため、薄手の羽織りを常に。
- レイヤリング:Tシャツ+軽量カーディガン/パーカー
- 写真映え:チームカラーのトップス(濃紺/ドジャーブルー、レイカーズはパープル&ゴールド)
- 動線:コンコースは混雑するため、軽快な服装で
靴とバッグ:移動効率とセキュリティ優先
- 靴:クッション性のあるスニーカー一択。段差・階段・長距離歩行に耐えるモデルを
- バッグ:小型クロスボディで前掛け。ファスナー付き、RFIDスキミング対策ポケットがあれば尚良し
- 席環境:飲食のこぼれ・足元の接触に備え、汚れても良い装いで
応援グッズ・便利アイテム
- 応援タオル(防寒と座席ワイプ兼用)
- 携帯用アルコールウェット、ポケットティッシュ
- モバイルバッテリー(2台持ちが理想)と2ポート急速充電器・マルチプラグ
- eSIM/ローミング契約は出発前に。会場内は混線しやすいので事前ダウンロードを徹底
チップの基礎:どこでいくらが目安?
米国ではチップが広く浸透しています。
合計金額に対する割合の目安を覚えておくと迷いません。
- レストラン(着席・接客あり):18〜20%(良サービスで20〜25%)。サービス料込みの場合は二重計上に注意
- カフェ/ファストフード:任意。会計端末のチップ選択はスキップ可。席まで運ぶ/特注対応には1〜2USD程度
- バー:1ドリンクにつき1〜2USD、または会計の15〜20%
- タクシー/ライドシェア:15〜20%(短距離最低2〜3USD)。荷物対応や深夜帯は上乗せ
- ホテル:ベルボーイ1個2USD、ルームサービス配膳は総額の15〜20%、ハウスキーピング1泊2〜5USD
- デリバリー:距離・天候を加味して15〜20%(最低5USD目安)
- スタジアム:売店や座席販売は任意。カード決済端末にチップ欄が出る場合、0〜15%で判断
治安・移動のリスク管理:安心して観戦に集中するために
街歩きの基本行動
- 「見せない・持たない・離さない」:高価な腕時計・バッグは避け、スマホは胸元ストラップ等で落下/ひったくり防止
- 「立ち止まらない」:無人の路上での長時間スマホ操作は避け、地図は店内や大通りで確認
- ATMは屋内型を使用。周囲に不審者がいれば時間と場所を変える
夜間とイベント後の動線
- 帰路は「最寄り駅/ピックアップ地点までの最短動線」を事前決め。人が多いルートを
- ライドシェアは公式指定の乗降エリアを使用。ナンバープレートとドライバー名を必ず照合
- 徒歩圏ホテルなら複数人で移動。路地や公園・橋下は避ける
車利用と置き引き対策
- 車内に荷物を残さない(トランク含む)。駐車場での積み替えは避け、移動前に済ませる
- 明るく人通りの多い駐車場・事前予約の公式パーキングを選ぶ
- レンタカーのドアロック・窓閉めを降車の度に確認
デジタル安全
- 公共Wi‑FiはVPN併用。重要なログインや決済はモバイル回線優先
- パスポート・保険証券・チケットの電子控えを安全なクラウドへ保存しオフラインでも閲覧可能に
トラブル時の連絡先
- 緊急:911(警察・消防・救急)
- カード紛失:カード裏面の国際連絡先に即時通報、モバイル銀行アプリで一時停止
- 在留届/たびレジ登録で、万一の災害・治安情報を受信。旅程・連絡先は同行者と相互共有
当日をスムーズにするミニテクニック
- 入場ピーク回避:開場直後が空いて快適。グッズ購入は開場直後か試合中盤の回/クォーターに
- 補給計画:水分は早めに、アルコールはこまめに水と交互で。長時間の列に備え軽食は事前に
- 座席の寒暖差対策:日向→日没で冷える席は、ハーフタイム/イニング間に上着を追加
よくあるQ&A(要点だけ)
- Q:パスポート有効期限は?
A:帰国予定日まで有効であれば原則可だが、残存6カ月以上を推奨(航空会社の運用に備える)
- Q:現金はどのくらい?
A:少額のチップ・屋台用に100〜150USD、その他はカード/スマホ決済でOK
- Q:飲酒は?
A:購入・飲酒は21歳以上、身分証提示必須。スタジアムでは提供制限時間あり
- Q:喫煙・電子タバコは?
A:会場外の指定エリアのみ。機内は不可、リチウム電池は機内持ち込み
最後に:準備は早く、身軽に、公式情報で最終確認
観戦旅行の成功は「3点セット(ESTA・保険・チケットアプリ)」を早めに固め、当日は身軽に動くこと。
持ち込み規定やバッグポリシーは変更されることがあるため、出発前日に球団・会場公式サイトで最終チェックを。
日中の強い日差しと夜の冷え、キャッシュレス、そして人混みを前提に整えれば、ロサンゼルスでの大谷翔平と八村塁のプレーを、最高の体験として持ち帰れます。
試合当日の流れは?入場ルール、セキュリティ、持ち物、英語フレーズと混雑回避のコツは?
試合当日の過ごし方(ドジャース&レイカーズ共通のタイムライン)
観戦当日は「到着時間」と「動線設計」が満足度を左右します。
以下は現地での実務に強い流れです。
- 試合開始の3〜4時間前:天候・交通・チケット表示の最終確認。バッグ規定と持ち物の見直し。駐車・シャトル・ライドシェアなど移動手段を固定。
- 試合開始の2〜2.5時間前:会場最寄りに到着(ドジャースは周辺渋滞が急増、レイカーズはL.A. LIVE周辺が混み始めます)。
- 試合開始の1.5〜2時間前:入場口へ。金属探知機をスムーズに通れるようポケットは空に。モバイルチケットを明るさ最大で準備。
- 試合開始の1〜1.5時間前:場内散策・売店・グッズ・写真撮影。選手のウォームアップ/バッティング練習を観たい人は最優先で席近くへ。
- 試合開始の30〜60分前:食事・ドリンクはこの時間帯に確保。直前は売店・トイレが大混雑します。
- 試合中:休憩時間(NBAハーフタイム/MLBイニング間)を活用し、トイレは列が短いタイミングへずらす。
- 終了前:混雑回避なら5〜10分早めに移動開始。余韻を味わうなら、退場ピーク(終了後15〜25分)をやり過ごす。
モバイルチケットの準備と入場のコツ
- 表示方法:公式アプリまたは購入サイトのアプリで「バーコード表示」。スクショ不可の動的バーコードが主流です。Wallet登録できる場合は事前保存。
- 通信途絶対策:会場周辺は回線が混みます。入場前にアプリへログイン済み・チケットを事前表示。画面の明るさは最大に。
- 座席の共有:同行者の分もあなたの端末に入っている場合、入場ゲートで分配リンクを使えるよう準備。AirDrop等が使えない場面もあるため事前転送が安心です。
- 再入場:多くの会場は原則不可。出ると戻れない前提で計画を。
会場別|入場ルールとセキュリティの要点
ドジャースタジアム(MLB・屋外)
- 開場目安:試合開始の1.5〜2時間前。バッティング練習を観たい人は早めに。
- バッグ規定:小型クラッチなどのミニサイズのみ可、リュック・大きめのトートは不可が基本。医療・ベビー用途は例外レーンあり。詳細は最新の球団ページで要確認。
- 飲食の持ち込み:密閉済みの水ボトルや軽食が条件付きで可のことが多い。缶・ガラスは不可。アルコールは持ち込み不可。
- セキュリティ:金属探知機通過、ポケット内はトレーへ。長い金属製ベルト・携帯バッテリー多数・セルフィースティック・傘の先端などは注意。
- 交通:試合日運行のシャトル「Dodger Stadium Express」を活用。車は事前パーキング購入推奨。
Crypto.comアリーナ(NBA・屋内)
- 開場目安:試合開始の1.5時間前前後。選手のウォームアップは早めに始まります。
- バッグ規定:バックパック不可、ミニバッグはサイズ制限内で可が一般的。クリアバッグの指定は緩和されることもありますが、サイズ超過は入場不可になりがち。
- 持ち込み飲食:原則NGが基本。場内の売店を利用。水分補給が必要な方は医療目的の申告を。
- セキュリティ:金属探知機+目視チェック。キャッシュレス運用が中心で、売店はカード・タッチ決済がスムーズ。
- 周辺動線:L.A. LIVE一帯は人が滞留。開演直前はゲート渋滞が顕著なので早めに入場。
持ち物チェックリスト(実用最適化)
必携アイテム
- スマホ(チケット・決済・配車アプリ・地図)+モバイルバッテリー(1台に集約)
- 身分証(パスポート原本はホテル金庫、当日は画像コピーや国内免許+保険証コピーで代替可)
- クレジットカード/タッチ決済(Visa/Master+予備)
- 薄手の上着(屋外夜間・屋内の強い空調に対応)
- 日差し対策(帽子・サングラス・日焼け止め:ドジャース)
- 携帯用ウェットティッシュ・小分けハンドジェル
- 耳栓(屋内の音量・屋外の打球音対策に)
あると便利
- 双眼鏡(小型)/スマホ用望遠クリップ
- 折りたたみレインジャケット(稀な降雨に)
- 空ボトル(場内の給水ステーション可の会場も。規定は直前確認)
- 小銭入れ不要のカードスリーブ(身軽に)
注意:セルフィースティック、プロ仕様レンズ、三脚、ノイズを生む応援道具は制限対象。
傘は先端が尖ったタイプは避け、レインジャケットで代用が無難です。
混雑回避の実践テク
- 入場口の選び方:メインゲートは華やかだが混む。サブゲート・上層ゲートは短い傾向。アプリの「ゲート推奨」を参照。
- タイミング分散:売店は「試合開始10〜15分前」か「中盤のイニング間(MLB)」「第2Q中盤(NBA)」が比較的空きやすい。
- 会計短縮:Apple Pay/Google Payのタッチ決済。チーム公式アプリのモバイルオーダー対応売店があれば即利用。
- トイレ動線:休憩時間の列は長い。階を1つ上下して空いているトイレに移動するのが定石。
- 退場の裏ワザ:終了5分前から上層コンコースへ移動→階段で降りる。エレベーター・エスカレーターは渋滞しやすい。
- ライドシェア:公式のピックアップ指定エリアまで歩くのが早い。すぐ呼ばず、料金が落ち着く5〜10分後に配車。
- 駐車場:入庫は早く、出庫は「逆動線」。出口から遠いが動きやすい端の区画に停めると出やすい。
大谷翔平を“よく見える”席と当日の動き(MLB)
- 席の狙い:一塁側内野の前~中段が総合的におすすめ。ドジャースのダグアウトは一塁側寄りで、打席前のルーティンやベンチの様子が見えやすい。
- 打席の臨場感:左打者の大谷は一塁側からの視界がクリア。ファウルボール対策として視線を離しすぎないよう注意。
- 練習見学:開場直後~試合開始前が写真のチャンス。係員の指示に従えば、一定時間のみ前方に寄れるゾーンも。
- グッズ購入:人気サイズは早々に欠品。入場後すぐに購入→後で受け取り(店舗によっては取り置き)がスマート。
八村塁を“よく見える”席と当日の動き(NBA)
- 席の狙い:下層スタンドのコーナー~ベンチ側寄りはプレーの立体感と選手表情のバランスがよい。ベンチ向きサイドなら表情やハドルが見やすい。
- ウォームアップ:開場〜試合開始40分前ごろは選手が順番にシュートチェック。早めに入って撮影・観察を。
- プレー中の視界:審判やコーチ、カメラマンの動線で一瞬視界が遮られることがあるため、少しだけ高い列(10〜15列目前後)が快適。
- ハーフタイム:フォトスポットや限定グッズはここが狙い目だが、トイレは混むため時間配分を。
よく使う英語フレーズ集(観戦実務で即役立つ)
入場・座席
- Could you tell me which gate is closest to Section XX?(セクションXXに近いゲートはどこですか?)
- Is re-entry allowed?(再入場はできますか?)
- Where is the nearest restroom/water fountain?(トイレ/給水機はどこですか?)
- My seat is here, but someone is sitting there.(私の席に他の方が座っています)
- May I pass through? Excuse me.(通ってもいいですか?
失礼します)
売店・支払い
- Do you take Apple Pay/Google Pay?(タッチ決済は使えますか?)
- What’s the most popular item today?(今日の一番人気は何ですか?)
- Could I get a lid/straw/napkins?(フタ/ストロー/ナプキンをもらえますか?)
- Is there a vegetarian/halal/gluten-free option?(ベジ/ハラール/グルテンフリーはありますか?)
グッズ・サービス
- Do you have this in size M/L?(この商品のM/Lサイズはありますか?)
- Can I pick it up later?(あとで受け取れますか?)
- Where is the team store?(チームストアはどこですか?)
- Is there a photo spot around here?(この辺にフォトスポットはありますか?)
トラブル・ヘルプ
- I lost my phone/wallet. Where is Lost and Found?(スマホ/財布を失くしました。落とし物窓口はどこですか?)
- I don’t feel well. Where is First Aid?(体調が悪いです。救護室はどこですか?)
- Could you call a supervisor, please?(責任者を呼んでもらえますか?)
- Where is the rideshare pickup area?(ライドシェアの乗り場はどこですか?)
セキュリティ通過を速く・安心にするポイント
- ポケットは空に:スマホ・鍵・金属製小物はトレーへ。帽子・フードは一度外すとスムーズ。
- ベルト・アクセ:大型バックル、重いチェーンは反応しやすい。事前に外す準備を。
- モバイルバッテリー:個数を絞る。複数持ちは追加検査になりがち。
- 医薬品:処方薬は容器にラベルを、必要なら英文説明書を。入口で申告。
- 子ども連れ:ベビーカー動線は専用レーン案内に従う。粉ミルク・離乳食は申告で通過がスムーズ。
屋外・屋内それぞれの体調管理
- ドジャース(屋外):昼は日差し、夜は冷え込み。日焼け止めは入場前に塗布、夜は軽量ダウンやフリースを1枚。
- アリーナ(屋内):空調強め。薄手の上着+動きやすい服装。音量が気になる人は耳栓を。
- 水分補給:アルコールは脱水を招きます。試合中に水も摂る。熱中症警戒日はこまめに休憩。
終了後の帰り方を最短にする工夫
- 出口の選択:入ったゲート=最寄りではないことが多い。目的地方向に近い「反対側の出口」へ。
- シャトル・電車:発車直前は混むため、1本見送る前提で整列。次便の方が座れることも。
- ライドシェア:流しの車は拾えません。指定のピックアップまで徒歩で移動→周辺で5〜10分待って呼ぶと料金が落ち着きます。
- 車:大通りに合流しない裏道ルートを事前に地図で確認。駐車位置は柱番号や写真で記録。
観戦マナーと撮影のルール
- 着席時の撮影:プレー中に前のめりで立ち上がると後列の視界を遮ります。再開のブザー・投球前は着席を。
- フラッシュ禁止:選手の集中を削ぐため。アプリでフラッシュを事前オフ。
- 通路遮断:投球動作中/フリースロー中は係員が一時停止を指示します。合図に従って出入りを。
- 飲酒:過度な飲酒は退場対象。IDチェックは厳格で、年齢確認できなければ販売されません。
当日チェック用ミニリスト
- チケット表示確認(電池残量60%以上、明るさ最大)
- バッグはミニサイズに一本化(不要物はホテルへ)
- 到着目標=開始90〜120分前(写真・練習見学・買い物の時間確保)
- 支払いはタッチ決済、注文はモバイルオーダーがあれば最優先
- 帰路の出口・乗車地点を入場前に地図で決めておく
「プロ目線」のひと工夫で満足度を底上げ
- 席への最短ルートを覚える:入場後すぐに、客席番号と近い階段・通路を確認しておくと、売店往復が劇的に短縮。
- 写真は“逆光対策”を:ドジャースは夕方〜黄昏どきの逆光が強い日あり。順光側・日陰側からの撮影を先に試す。
- 限定配布デーは超前倒し:ボブルヘッド等の配布日は開場直後の到着が安全圏。配布は規定数量で終了。
- 二試合目想定の体力温存:連日観戦なら、移動と食事は「近場・軽め」を意識。水分と睡眠を確保。
もしもの時の頼り先(現地基本)
- Guest Services(場内案内所):落とし物、ベビーカー保管、座席トラブル、ファーストエイドへの誘導。
- First Aid(救護室):気分不良・けが・脱水。場所は場内マップで事前確認。
- Security Office:迷惑行為・セクハラ・飲酒トラブルの通報。近くの係員へ即時相談が最速。
最後に:大谷と八村を最高に楽しむための要点
「早く着く・身軽で入る・動線を決める」。
この3点が、プレーを間近で堪能し、混雑やストレスを最小化する鍵です。
ドジャースでは一塁側で打席とベンチのライブ感を、レイカーズでは下層コーナー〜ベンチ寄りで八村の表情と迫力を。
入場規定とセキュリティは変更になることがあるため、当日の公式情報を最終確認し、モバイルチケットとタッチ決済でスマートに。
退場の“数分の先読み”までデザインできれば、観戦体験はワンランク上がります。
次の旅でも使える定番の型を身につけ、最高の一日を楽しんでください。
さらに満喫するには?練習見学、イベント参加、グッズ購入、写真スポットのおすすめは?
試合だけで終わらせない。“さらに満喫”の設計図
ロサンゼルスで大谷翔平(MLB)と八村塁(NBA)を観る旅は、試合観戦だけで完結させるには惜しい体験が目白押しです。
鍵は「試合前後の時間の使い方」。
練習見学で動きの細部を間近に感じ、イベントで限定グッズや演出を押さえ、公式ショップで“いまだけ”のアイテムを確保し、最高の写真スポットで思い出を形にする。
プロのツアーコンダクター目線で、実行可能な手順と現場ノウハウをまとめます。
大谷翔平の練習を観る(MLB)
バッティングプラクティス(BP)攻略の基本
MLBでファンが見学しやすいのは試合前のBP。
一般的にゲートは試合開始の約2時間前に開くことが多く、ホーム/ビジターの順で打撃練習が行われます。
大谷選手の打球は右中間〜右方向へ伸びやすく、ホームランボールを狙うならライト側外野席が有利。
一方でフォームや打球の軌道を間近で見たい場合は、一塁側フィールドレベル(ドジャースのダグアウト側)前方の通路付近が狙い目です。
ただし、当日のスケジュールは天候・移動日・デーゲーム/ナイターで変動します。
確実性を上げるには「できるだけ早く入場」し、場内アナウンスと係員の指示に従いましょう。
前方エリアへ“上手に”近づく方法
- 開場直後に入る:入場列は早くから伸びます。30〜45分前到着が目標。
- 空き席ルールを守る:BP中は通路や指定エリア内での見学が基本。座席移動は係員の案内に従いましょう。
- 撮影は手短に:通路を塞がず、他の来場者の視界を妨げないのが鉄則。
サインは「運」と「準備」
MLBでは試合前に選手がフェンス沿いでサインに応じることがあります。
大谷選手本人は超人気につき極めてハードルが高いですが、チームメイトやコーチ陣と出会える可能性は十分。
ペンは太字の油性、色はボールなら青/黒、ユニや色物には銀ペンが視認性良好。
ボールはケースごと、ユニは袋に入れて携行するとスマートです。
ツアー/特別プランの活用
球場公式ツアーや試合前のフィールド見学プログラムが設定される日があります。
内容は時期により異なるため、球団公式サイトで「Game Day Tours」「Pregame Experience」などの名称をチェック。
通常の入場より近い距離で練習風景やフィールドレベルの雰囲気を体感できることがあります。
八村塁のウォームアップを観る(NBA)
開場〜ティップオフまでの黄金タイミング
NBAは一般に開場が試合開始の約90分前。
選手は交代でコートに出て個別シュートやストレッチを行います。
八村選手を含む主力がルーティンを行う時間帯は、開場直後〜試合開始45分前あたりに重なることが多い印象。
最前列やベースライン近くでの見学は迫力十分ですが、下段席の移動は係員の指示に従う必要があります。
見やすい位置取りと小ワザ
- ホームベンチ側のベースライン付近:個別ドリルやフリースローが見やすい。
- チームトンネル付近:選手の出入りが多く、臨場感抜群(混雑時は無理をしない)。
- 開場直後にフード購入は“後回し”:まず下見→席取り→ウォームアップ観察がリターン大。
サイン・ボールは“期待しすぎない”のが成功のコツ
NBAは安全上の理由から場内での選手接触が限定されます。
ボールの投げ込みやサインは不定期かつ例外的。
代替策として、公式オークションや認証付きサインアイテム(後述)を狙うと確実性が上がります。
イベントに乗ると楽しさが跳ね上がる
テーマナイト/配布デーの拾い方
MLBでは「ボブルヘッドナイト」「テーマナイト(日本文化、スターウォーズ等)」など、観戦チケットに限定グッズ配布が付く日があります。
配布は先着が基本。
ゲートオープン前に並ぶ価値は大。
カレンダーは球団公式の“Promotions”欄を定期チェック。
二重取り目的の再入場や過度な受け取りは規約違反になり得るためご注意を。
NBAも特定試合でTシャツやタオルなどの配布、アリーナ一体の演出が実施されることがあります。
チーム公式のゲームプロモーション情報を確認しましょう。
公開練習・ファンイベント
プレシーズンや特別企画で公開練習やファン感謝イベントが行われる場合があります。
実施の有無・規模は年によって大きく変わるため、ニュースレターや公式SNSをフォローして先手。
抽選制や会員優先の枠が設けられるケースもあるので、会員登録は旅の前から準備しておくと◎。
スタジアム/アリーナの公式ツアー
- 球場ツアー:ダグアウトやプレス席、歴史展示など“裏側”に入れる日がある。試合日のツアーは早めに埋まりやすい。
- アリーナツアー:コートサイドやロッカールーム(非試合日・チーム予定次第)を見学できる構成も。開催日程は限られるため即予約が鉄則。
グッズ購入の極意:限定・サイズ・認証を制す
“買うべき”定番と限定
- 大谷関連:背番号入りレプリカユニ、ゲームキャップ(59FIFTY/9FORTY)、City/City Connect関連の限定品。
- 八村関連:ネーム&ナンバージャージ、City/Classic Editionの年限定デザイン、ウォームアップ系。
- 配布デー非参加でも、同テーマの公式グッズが別売されることがある(売切れ早い)。
どこで買う? 公式ショップ・狙い目マップ
- 球場内チームストア:試合日限定アイテムやサイズの在庫が豊富。開場直後とハーフイニング間は混雑、試合中盤が比較的空き。
- センターフィールドプラザの大型店(球場):記念品・アパレル・小物まで網羅。
- L.A. LIVEのTeam LA Store(アリーナ周辺):試合日以外も営業のことが多く、ゆっくり選べる。
- オンライン公式:事前購入→ホテル配送という手も。配送日数と受け取り方法をホテルに要確認。
サイズ選び・名入れ・支払いの実務
- USサイズは日本より大きめ。店内の試着は可能な範囲で実施。タグ・レシートは保管。
- 名入れ(カスタム)は受付日・所要時間が変動、試合日前日までに行うと確実。
- 支払いはキャッシュレス中心。ロサンゼルスの消費税は約9.5%が目安。免税対応は基本なし。
サイン入り・実使用アイテムは“認証で選ぶ”
MLB公式認証ホログラム(MLB Authentication)やチーム/リーグ公式の証明書が付くものが安心。
NBAも公式オークションやチームチャリティ経由が確実。
街中の露店やフリマは真贋リスクが高く推奨しません。
写真映えスポットとベスト時間帯
球場(屋外)の王道カット
- リザーブ/トップデッキからのダウンタウン・スカイライン:晴天の“ゴールデンアワー”(日没前後)が最高。
- センターフィールドプラザ周辺:球団像やレトロ看板前は構図が作りやすい。
- ライト側外野席:ヤシの木と夕焼け+フィールドの組み合わせは“LAらしさ”満点。
- Elysian Parkの小高い丘:球場全景と街並みの俯瞰。車・徒歩いずれも安全に配慮。
アリーナ(屋内/屋外)の見どころ
- 外周のスターチューブ(像)・サイン:明るい時間帯と夜のライトアップ、両方狙うと表情が変わる。
- L.A. LIVEの大型ビジョン前:試合日仕様のビジュアルは記念写真に最適。
- コンコースのフォトブース:行列前なら開場直後が撮りやすい。
ユニフォーム×街のコラボ
ユニやキャップを身につけて、サンタモニカの桟橋やダウンタウンの街角でスナップを撮るのもおすすめ。
人通りや車の往来に十分注意し、荷物は身体の前側で保持しましょう。
半日モデル(例):BP〜試合〜余韻まで
- 試合開始の2時間15分前:スタジアム到着、入場列に並ぶ(飲み物は入場前に済ませる)。
- 2時間前:入場→外野側でBP観賞→一塁側フィールドレベルへ移動してフォーム観察。
- 試合開始45分前:チームストアで下見だけ(買い物は混雑の少ない中盤に回す)。
- 試合:3回裏〜5回終了の合間にグッズ購入、フォトスポット巡り。
- 試合後:写真を数枚だけ→退場混雑前に移動開始。アリーナの日はLA LIVEで軽食→早め入場でウォームアップ観賞。
ポイントは「早入場→観る→買う→撮る」の順番。
並び直しや動線のロスを最小化できます。
持ち物と現場ルールの“外さない”要点
- バッグ規定:アリーナはサイズ制限が厳しめ。小型のクリアバッグやミニショルダーが無難。
- カメラ:商用機材(大口径望遠、三脚等)は不可が一般的。スマホ+小型カメラで十分。
- 動画:個人利用の短尺はOKの範囲が多いが、生配信や長時間の撮影はNG。係員の指示を最優先。
- 差し入れ/プレゼント:フィールド・コートへの投げ込みは禁止。指定の寄付箱や公式受付を利用。
子ども連れ・初心者でも楽しめる工夫
- 配布デーは身長差で撮影が難しいため、ミニ脚立の代わりに“手を伸ばせる自撮りグリップ”を活用(持ち込み可否は事前確認)。
- 音量対策にキッズ用イヤーマフ。屋外球場は日差し対策のキャップとネックフラップが便利。
- 休憩スポットの把握:日陰やベンチがあるコンコースを地図で事前にチェック。
“限定を逃さない”情報収集ルーティン
- 球団公式サイトの試合カレンダー(Promotions/Theme Nights)を毎週確認。
- 公式アプリのプッシュ通知をON。配布開始や在庫復活の情報が来ることも。
- ショップのX/Instagramで入荷速報をチェック。入荷日は朝イチが勝負。
よくある失敗と回避策
- 遅れて入場→BPを見逃す:開場時刻は“日によって違う”。前日に再確認。
- 配布デーで受け取り損ねた:配布ゲートが限定される場合あり。チケットの入場ゲートと配布場所を事前に一致させる。
- サイズミス:同じモデルでもエディション違いでフィット感が異なる。可能なら試着、無理なら着丈/身幅の実寸をメジャーで確認。
- 写真が逆光:屋外は太陽の位置を意識。日没前後の柔らかい光を狙う。
現地で役立つミニフレーズ
- Where is the batting practice area?(バッティング練習はどこで見られますか?)
- What time do the doors open?(何時に開場しますか?)
- Do you have this in a smaller size?(これの小さいサイズはありますか?)
- Is this a limited item?(これは限定品ですか?)
- Could you take a photo for us?(写真を撮っていただけますか?)
安心・快適に楽しむための注意
- 帰りの足は“少しずらす”か“すぐ動く”の二択。写真は2〜3枚に絞り、長居しない。
- 夜間の撮影は人気のある明るい場所で。貴重品は前ポケット、リュックは胸前抱え。
- 最新の会場ルールは必ず公式で最終確認。規定は予告なく更新されます。
まとめ:設計図は「早入場→観察→限定→写真」
大谷翔平のダイナミックなスイングや八村塁のルーティンは、試合本編とはまた違う“素顔”に触れられる瞬間。
早めの入場で練習を押さえ、テーマナイトや配布デーで限定品を確保、公式ショップで記念グッズを丁寧に選び、夕暮れと夜景の両方で写真を撮る。
このサイクルを1回の旅で一度でも実現できれば、満足度は一気に上がります。
旅程に“余白”を作ることも大切。
予定通りにいかない日があっても、別日にリベンジの時間を確保しておけば、練習見学・イベント・グッズ・写真のすべてで良い流れを引き寄せられます。
準備はシンプルに、現場では柔軟に。
ロサンゼルスならではの熱量と景色を、あなたの物語として持ち帰ってください。
最後に
大谷(ドジャース)と八村(レイカーズ)を同旅程で観るなら、週末のホームゲームが鍵。
4月上旬〜中旬の5〜7日滞在が最適で、球場間は車約30〜45分。
MLBは開幕直後で試合豊富、NBAは終盤で本数多め。
一方でNBAは休養や日程変動に注意。
最短は3泊4日でも可能だが運要素が大きい。
コメント